漢語を使いすぎないようにしよう
僕はよく漢語を使いすぎないように言っていますが、それを説明します。ここで、「説明」は漢語ですが、ここでは使い過ぎを問題としているので、「説明」を使います。勿論、それよりもっと漢語を使わないようにするべきというのはありだと思います。
なぜ漢語を使いすぎないようにしないといけないのか。それは多くの漢語を使うためには以下のことを解決するために、学ぶ時間が必要となるためです。その理由は大きく以下に分けられます。
・同音異義語が多すぎる。
・同じような単語なのに、使い分けをしている。
・漢字を学ばないといけない。
まず初めの「同音異義語が多すぎる。」という点についてです。これについては中国語と日本語の言葉の構造が大きく異なることに由来します。例えば、漢字を取り入れる際、cvcの中国語をcvcvの開音節の日本語に直して取り入れたので、発音として長い割に、同音異義語が多すぎるという事が起きます。さらにcvcvにした場合、最後のvはほとんどuであり、区別のしやすさは変わりません。同音異義語に慣れている日本人でさえよく意味を取り違えています。
次に「同じような単語なのに、使い分けをしている。」という点についてです。以下のような例があります。
・幼児の時は大和言葉を習い、大人になると漢語を使う
・私的な場面では大和言葉だが、公的な場面では漢語を使う。
色々な物を学ぶ必要があるのに果たして使い分けすべきなのでしょうか?
最後に「漢字を学ばないといけない」ということについてです。
ベトナムは漢字を捨てています。韓国は一回捨てて、また少し戻ったりしてるみたいですね。確かに昔の本を読むために漢字を読めたほうがいいでしょうが、「昔は良かった」のような考えも感じます。また、漢字が無いと同音異義語がどっちの意味か分からないというのがあるみたいですが、漢語を使いすぎているんじゃないでしょうか…
日本も同音異義語がどっちの意味か分からなくなるという意見もありますが、漢語を使いすぎているからじゃないでしょうか…
昔から、なんでも変えないのが良いと考えてる人はいます。現代仮名遣いに変える時も違和感があると言っていた人もいるでしょう。現代仮名遣いに変えない方が良かったのでしょうか?
(この文章は出来る限り漢語を使わないように書かれています。)